SEOとは検索エンジン最適化のことで、いまやWebサイトを運営するにあたって、必要不可欠の技術となっている。
SEOの対策をすることで、検索エンジンであるキーワードで検索されたときに、上位表示させることが期待される。そのことによって、Webサイト訪問者数は増えていくだろう。
しかし、何のためにSEO対策をするのかをよく考えてほしい。ただ訪問者を増やすだけでは何の意味も無い。Webサイト訪問者にどういうアクションを起こしてほしいのか、最終的な目標が明確でないとSEO自体無意味になってしまう。サイトを訪問してくれた人に商品を買ってもらいたいのか、情報を得てほしいのか、またユーザー登録をしてほしいのか、こういった具体的な目標が必要になってくる。
もし、自社の商品を買ってもらいたいとすると、検索エンジンで例えば「(商品の名前) 購入」というような検索した際に検索結果で上位にくるようなSEO対策を行えばいい。しかし、サイトに来てもらったのにもかかわらず必要な情報が無く、みすみすお客さんを逃すというケースもありうるだろう。こういったことを防ぐために、そのお客さんが本当に知りたい情報などを載せつつ、Webページの構築を工夫する必要がある。
LPOというランディングページ最適化という方法もあるように、訪問者を集めてからがとても重要だ。つまり、SEOはあくまで手段であって目的ではない。SEOは最終的に達成したい目標のために利用する重要な手段としてしっかり認識しておくべきだ。