今回インターンシップで、株式会社ブラテック様のところへお邪魔したが、わたしはたくさんのことを学ぶことができたと感じている。今回インターンシップで体験させていただいたことが、いちじくのサイトのブログ作りとAndroidアプリの制作ということだった。
まず、いちじくサイトのブログ作りは、ブログなどをほとんどしたことがなく、しかも自分で文章を書いたり何かを見てその文章を要約したりすることが苦手な私にとっては、一日5枚という制限でもとても大変だった。まず、今までいちじくを食べたことないし、いちじくに関する予備知識ゼロだったので、自分にとっては難しい課題と思えた。
しかし、本当の仕事の一部に携わることができたことがとてもよかった。このブログ書きがなんの役に立つのかが分からなかったが、Webマーケティングの勉強をして、この大切さが分かった。会社や会社の商品を売り込むためには、その会社のホームページを作り、それを検索サイトの上位にもっていくことが重要だ。
そのためにはSEO対策などを行っていくべきだと知った。このSEO対策に今回すごく興味がわいた。どうやって検索サイト上位にもっていくか、またWebページを見てもらったお客さんをどうしたら逃がさないか、単に何気なくみているWebページが、そのようなあらゆる方法を使って工夫しているんだなと知ることができた。
また自分も、その企業側の術中にはまって色んなサイトを閲覧したり、通販でものを買ったりしているんだなと感じた。会社経営をしていくにはWebマーケティングは欠かせないし、またそのようなことができる人材が本当に求められるのだろうと、このことから学ぶことができた。
次にAndroidアプリ制作を体験させてもらった。今回は写真編集アプリを作るということだったが、Androidアプリを作るにあたって、その競合アプリを調べることから始めた。実際に調べてて思ったのが、写真編集アプリというだけでもかなりのアプリがあふれていて驚いたということだ。
しかも便利な機能が付いているのにもかかわらず無料というアプリも多く、この中で売れるようなアプリを制作するには、本当に考えなければならないと思った。まず自分が思ったのは、最低限の機能をつけるということが必要ということだ。いろんなアプリの機能やそれを実際に使った人の感想意見などを見たが、「~の機能があったらいいのに。」や「~が使いづらい。」などの、機能が充実してないことやその使いにくさなどを指摘するものが目立っていて、いい意見に関しても、「無料でこれだけできたらよい。」や「このアプリさえあれば十分。」などの、機能面に関する賞賛などが多く寄せられていた。
よくつかわれているアプリはやはり機能は充実しているし使いやすいものが多いようだ。これらのアプリに勝つためにはまず最低限の機能はつけるべきだと思った。しかし、ただ機能を充実させるだけじゃ、他のアプリの劣化アプリということになりうる。
そこで一番重要だと思ったのが、他のアプリに無い機能などの、そのアプリの強みを作ることだ。ある機能だけがとても秀でていることがあれば、本当にその機能が必要なお客さんに対しては需要が高いはずである。そのように、たんに誰にでも必要なアプリを作るのではなく、特定のお客さん向けのアプリを作るということも、競合を勝ち抜くためのひとつの手だと思った。
そして、実際にアプリを制作しようとしたが、よくわからないエラーなどがたくさん出てうまく動かないし、序盤からかなりつまずいた。アプリ制作にはこのようなたくさんのエラーと戦いながらプログラムを作らなければいけないので、かなり大変だと思った。
試行錯誤を重ねながらアプリは作らなければいけないし、できた後も点検、修正など同じような作業をずっと繰り返さなくてはいけないので、根気がいる大変な仕事だと身をもって感じた。しかし、現在のようにスマホがあふれている時代においては、アプリ制作という仕事はとても大事で非常に求められる職種だろうと感じた。
By Saad Irfan
今回のインターンシップで、就職活動にまったく興味が無く、将来の自分が見えない状態だった私に、よい刺激を与えてもらった。実際の会社の雰囲気を味わうことで、働くということはこういうことなんだと感じた。特に印象的だったのが、一日に何回も電話がかかってきて、それに対応している社員さんの姿などを見ていると、自分が想像してた職場の雰囲気とほとんど同じように感じたことだ。
仕事時間中はみな真剣に仕事をしていて、いそがしいときは休憩時間もパソコンの前でご飯を食べながら仕事をして、仕事中に行きかう会話は仕事のことばかり、そのような雰囲気にいさせてもらっただけでも私はとても貴重な経験をできたと思う。
少し残念だったのが、この会社は実際に九州工業大学の学生さんたちが集まって立ち上げたと聞いていたので、同じ学校に通っている後輩としても、もっとその辺の話を詳しく聞きたかったことだ。また、会社経営に当たって、毎日社員さん一人一人がどのような仕事をまかされているのかやどういう役割分担なのかなどを詳しく知ることができなかったのも少し残念だったと思った。
でも、今回のインターンシップで、何も考えていなかった就職に興味がわいたし、将来就きたい職業がなんとなく絞れたのでとてもよかった。また、仕事を任されるとやらなければいけないことから、責任感というものが社会に出たらとても大事だと思った。大学では、小中高ではなく臨んで通っているのだから、何があっても自己責任だとよくいわれる。
会社でももちろんそうだが、会社では自己責任どころではなく、連帯責任になることが多く、一人ができないとまわりにも迷惑をかけてしまう。会社に入ることになったら、今まで以上の責任感を持って行動していかなければいけないと思った。
今回行った体験と将来の仕事の内容が全く一緒になるということは無いだろうけど、絶対未来の職場で役に立つと思った。まだ、他の学生が体験していないことを体験できて、とてもよい経験となった。こんな機会を設けてくださって、本当にありがとうございました。