私は初めてのインターンシップで、会社がどのような事をやっているのか、どのような雰囲気なのか全く分からない状況でした。それを知ることができただけでもこのインターンシップは行けて良かったと感じています。そしてそれを体験させていただき、普段の学校生活、私生活では知ることができないようなことを学ばせていただきました。その体験させていただいた内容は主に3つです。
一つ目が、Webマーケティングについてです。その方法の一つ、SEOについてですが、私はSEOという文字を見たことがある程度で、それがどういう意味なのか、等はほぼ知らない状態でした。そんな中で最近の企業におけるSEOの重要性を教えてくださり、非常に参考になりました。考えてみれば私もGoogle等でキーワードを入れて検索しても、見るページは1ページ目ぐらいで、2ページ目以降はよっぽど1ページ目に自分の知りたい情報がない時くらいです。企業からすると自分のサイトを見てもらわないといけないため、SEOは知っておかないといけない物だと思いました。サイトが広告の役割だとしても、通販サイトだとしても、売り上げに関わることなので、今後何らかの企業に入社した時、役に立ちそうな知識だと思っています。また、Webマーケティングに関する本を読ませていただき、自分のサイトを見てもらうだけでは駄目だということが分かりました。今回のいちじくのブログを書かせていただいた際も、検索順位が一位のページであっても自分の欲しい情報がなければすぐに閉じてしまっていました。そのように、ページ自体にも良い情報を載せなければSEOの意味がない、逆にそのページに良い情報が載っていればページを見てくれる人も増え、SEOの効果も上がる。Webマーケティングで効果を出すのは難しいが、一度効果を出せると簡単に無料で売り上げが上がるというように、現代のインターネットの効果は既存のメディアより高いと感じました。そのWebマーケティングに携わる企業にインターンシップに行くことができたのは良かったと思います。
二つ目が、ブログについてです。今回はいちじくについて約40記事書かせていただきました。1記事に400文字以上なので、非常に大量の文章を考えました。私はそこまで文章を書くのは得意ではなく、一日5記事でも非常に大変でした。このブログもSEO対策の一つで、ブログからサイトにきてくれる、というようにするものならブログに書く情報は重要であり、緊張感もありました。しかし、参考となる資料がインターネットのみということには苦しめられました。欲しいキーワードで検索しても、まず欲しい情報が書いてあるサイトを探すのが大変でした。欲しい情報が書いてあるサイトを見つけても、サイトによって情報がばらばらだったのも困らせられました。欲しい情報がほとんどない場合もままありました。欲しい情報が探さないと見つからない、あるいはあまり書かれていない物なら、こういったブログやサイトがあると非常に有用だろうし、人が来るのだろう、と思いました。また、著作権の問題から、コピーペースト出来ず、自分なりの言葉で書かなければならないことにも苦労しました。元の文章と内容が変わらないように、人に分かりやすい文章に、そしてSEOを意識して検索ワードとなるキーワードをある程度散りばめる。この3つを意識しつつ記事を書くのは難しかったです。このブログ記事作成を通して、自分が少しずつ文章を書く能力が上がっているように感じられました。いちじくの情報は今後使えることはあまりないかもしれませんが、生産の大変さを学べたのと、文章を書く能力を養えることができました。
最後に、アプリのUI設計をさせていただきました。スマートフォンという端末が出て時間が経っているというのもあり、既に考えうるアイデアはアプリ化されている物がほとんどで、自分のアイデアも既にあるものでした。このようにアプリを作る上で重要なことの一つは競合調査で、既にあるアプリを出し抜くのは難しい、と教えてくださいました。私がアプリを作るときは一人でも調査をしようと思っています。実際に調査してみると、同じようなアプリはほとんどなく、あったとしても少し機能が変化したり、UIが使いやすくなっていたりと、どこか違う部分が必ずあることが分かりました。いかに他と違う、目的に合ったアプリを作るかが人に使われるか、だと思いました。実際にUIを考えてみると、自分では使いやすいと思う物を作るのは容易でも、他人が使いやすいと感じる物を作るのは難しい、と感じました。話し合ってUIをまとめましたが、他人が使いやすい物になっているかどうかが今でも不安です。機能がたくさんついた物を作るのは簡単ですが、一目で分かるようなシンプルな物を考えるのは難しかったです。アプリの対象者のことまで考えれば良いのでしょうが、今回は余裕がありませんでした。また、ほんの触りだけアプリを開発するためのプログラミングをさせていただきました。エラーが出て、Hello Worldを表示させるのが手一杯でしたので、後々自分でもアプリ開発をやってみたい、と思います。多少ながら設計という物に触らせていただきましたが、こんなに難しく、大変な物だとは思っていませんでした。自分が設計に携わる分野に入った時は心して掛かろうと思っています。
今回のインターンシップは、学校とは違う雰囲気、そして会社の内容に触れることができるという、非常に貴重な体験をさせていただきました。初のインターンシップということもあり、非常に緊張していましたが、それも含めて良い経験になりました。この経験を活かし社会に出て行きたいと思っています。