100サイトの調査結果。ecサイト構築のコツ
ECサイトとはネットショッピングをするサイトのことです。ネットで商品を販売できるので24時間お客様に対応することができます。そんな便利なECサイトも見てもらえなくては意味がありません。
そこで、売れているECサイトを100サイト調べて、どのようなボタンが使われているかを調査しました。
ECサイトについているソーシャルボタン
ソーシャルボタンとは、記事や人、または商品に魅力を感じたときに押すボタンです。押すとタイムラインに表示されて友達にも宣伝できるといったものです。
友達に宣伝してもらおう
ECサイトにはtwitterやFacebookなどがついているものがあります。買おうかどうかを迷っているときに、友達がコメントでいい評価をしていたり、たくさん「いいね!」ボタンが押されていたりすると、買おうと思うのではないでしょうか。TwitterやFacebookは無料でボタンをつけることができるので、つけておいて損はないでしょう。
よく使われているのはtwitter ?
ECサイトではよくtwitterやFacebookのボタンを見かけますが、よく使われているのはどのボタンなのでしょう。今回は100のECサイトでどのボタンがよく使われているか調べてみました。
同じサイトに2個以上あった場合、それぞれのボタンを数えています。こうやって比較してみると、やはりFacebookとtwitterがよく使われていることがわかります。
では、どのボタンが一緒におかれていることが多いかを見てみましょう。
この表から、Facebookとtwitterは一緒におかれることが多いようです。また、mixiのボタンがおいてあるサイトでは多くの場合、Facebookとtwitterがおかれていました。
ボタンはたくさんあった方がいい?
100サイトの中で、どれくらいの数のボタンがおいてあるのでしょうか。調べた100サイト中でボタンを使っていたものは62サイト。そのボタンの数の平均を出してみると、サイトのボタンの数は平均2.7個でした。
ボタン平均は2.7個
あまりボタンの数が多くても、押されるボタンは1個か2個で、あとはあんまり使われていないのかもしれません。2.7個というのは多くはないです。ページの見栄えなどを気にしてあまりたくさんボタンをおかないようにしているのかもしれません。この2.7個はFacebook、twitterとmixiもしくはgoogle+のボタンの組み合わせが多いです。
ボタンは影をつけて立体感をもたせたり、オリジナルの画像を使うこともできたりするようです。レイアウトを考えてよりみやすいサイトをつくれば、サイトを見てくれる人も増えることでしょう。
ECサイトはたくさんある
ECサイトにはさまざまな商品を取り扱っているサイトもあれば、マイナーなものを取り扱っている店もあります(クワガタムシ専門店、特殊車両専門店など)。ECサイトは数多く存在するので、同じような商品を取り扱うサイトがいくつもあります。
マイナーなもののサイトは知っている人が少ないので見る人が少ないです。さまざまなものを取り扱っているサイトはたくさんの人が見ますが、同じようなサイトがあってよくわかりません。また、商品もたくさんの種類があって違いがよくわからないという人もいます。
そこで役に立つのが他の人がしているtwitterのコメントやFacebookの「いいね!」の評価の数などです。
↑ヨドバシ.com
↑ソフマップドットコム
どちらも同じ値段の商品です。
ヨドバシ.comにはFacebookやtwitterのボタンがついていますが、ソフマップのほうにはソーシャルのボタンはついていません。
このように同じ商品が同じ値段で売られていたら、あなたならどちらで買いますか?もし片方が友達にFacebookで「いいね!」されていたり、twitterでつぶやかれていたりしたら、評価されているほうで買うと思います。
大切なのはボタンをおいておくこと
サイトを見に来た人がそのサイトに魅力を感じたとしてもソーシャルのボタンがおいてなかったら、その思いを共有することができません。サイトの魅力をたくさんの人に宣伝してもらうことでさらにたくさんの人にきてもらうことができるでしょう。
つまり、大事なことはボタンをおいておくことなのです。ボタンの大きさとか、場所とか気にすることはたくさんあるかもしれませんが、ボタンは無ければ押せません。あまり手間のかかるものでもないですし、とりあえずおいてみてはいかがでしょう。
※100サイトの調査と有りますが、50サイトずつ2人で調べた資料です。
(執筆/編集:橋本康一)