ランディングページを作っているけれどなかなかすすまない…
という方にぜひ見ていただきたい記事を書きました。ランディングページの構成からwebマーケティング、商品を売り込むための工夫の仕方についてまで書いています。よりよいランディングページを作る手助けになることができれば幸いです!
目次
- ランディングページの構成
- キャッチコピー
- アピールポイントは3つ
- デザインについて
- 商品調査1
- 商品調査2
- 結局何を伝えたいのか?
こんにちは。インターンシップ実習生の沖本です。ランディングページの作成もいよいよ最終段階ということでページデザイン構成の改良にいそしんでいます。
今回はわたしが実際にランディングページを作成した上で悩んだことをピックアップすることにより、同じ悩みを持つ人の助けになれば、ということで記事を書いていきます。ご参考になれば幸いです!
ランディングページの構成
「ランディングページ集めました。」さんから、右下の画像をお借りしました。
基本的にランディングページは
1、 ファーストビューで注目させる
2、 チェックリストで興味をつける
3、 解決方法を教えて、さらに興味をつける
4、 未来を想定できるイメージを付け、疑似体験できるようにさせる
5、 購入ボタンを配置する。
6、 Q&Aを示す
7、 口コミで安心感を出す
8、 もう一度購入ボタンを付ける。
という流れになっていることが多いです。しかしこれはもちろん一例であって、商品の特性により、順番を前後させたほうが良いです。
今回私たちが担当した商品は種類の豊富なウェディングペーパーアイテム(結婚式の招待状セットです)だったので、寄り道することなく商品一覧が見たい人が多いだろうな…と考えたため、商品一覧コーナーを上に持ってきました。
離脱率(ページを途中で読むのをやめてしまう人の割合)を下げるためにも、構成に工夫を加えるのがポイントです。
キャッチコピー
今回ページを作成するに当たり100個のランディングページを分析する「LPO競合調査」を行いました。その結果、キャッチコピーは5~40文字、平均してだいたい20文字前後である、とわかりました。
けれどキャッチコピーを」考えるのにあたり、内容がなかなか浮かばない…アイデアが出てきてもいまいち説得力がない…という問題に直面しました。
基本的に、キャッチコピーは、ページを見た人が検索したワードを入れます。例えばわたしたちが担当したウエディングペーパーアイテムには、「結婚式 招待状 かんたん 手作り」「結婚式 招待状 白」という検索ワードでたどりつくことを予想したので、
「お二人の幸せを白で彩る、かんたん・こだわりの招待状」というキャッチコピーを付ける。というような感じです。
キャッチコピーは商品の第一印象を作るので重要です!自分の感覚で入れてしまうと失敗してしまいますので、第三者に見てもらいながらつくるようにしましょう。
3つのアピールポイント
ほとんどの製品がアピールポイントを3つにしぼっています。この3つ、というのが重要で、それ以上でもそれ以下でもないです。3つというのが多すぎず少なすぎない数であると、スティーブジョブズをはじめとするプレゼンテーションの達人も言っているそうです(下に参考リンクを貼っています)。
実際に100個のランディングページを調査したときも、9割方のページがアピールポイントを3つ挙げていました。
私たちも最初2つしかアピールポイントがでませんでしたが、「こだわり」という項目を「高級感の実現に対するこだわり」と「製品一つ一つに対するこだわり」の二つにうまく分けて3つにしました。
デザインについて
これはなかなかアイデアが浮かばずくろうしました。アイデアが浮かばない場合、まず実際に手書きでもパソコン描きでもいいのでイメージを視覚的に起こしてみることが重要だと思います。Photoshopやイラストレーターのようなソフトは慣れるまでに苦労しますが、だれでもきれいなデザインを実現できるのでおすすめです。
もちろん、ランディングページのデザインはきれいであるだけでは務まりません。色の心理的な効果や文字の大きさ、そして間隔までが商品の売れ行きに影響を与えます。
例えば、このような購入してもらうためのボタンのデザイン。
実は、赤・オレンジ・青・緑のボタン、色によって押される率が変わってくるというデータが実験によって出されています。実験についてはこちらのリンクをご覧ください。
今回たくさんのランディングページを調べていて、最も多かったのは注意を引く色でもある赤系統の色で、次に安心感を与える色である緑系統の色が多かったように思います。
赤系統の色は、色とりどりのページの中に配置しても注意を引きやすく、ボタンを見つけてもらいやすいという利点がありますが、反対に危険を表す色でもあるので、ユーザーに購入を戸惑わせてしまうかもしれません。
そのような中で、よいと思ったアイデアがこちら。最初は赤でも、マウスカーソルを合わせると緑色に変化します。(サンプル画像。オンマウスで赤から緑に変化)
またページをデザインするにあたって、写真を使うと、ユーザーに商品を使っているイメージを想像させることができ、購買意欲につなげることも可能です。
わたしたちも「結婚式」のイメージを出すために、「プロドットフォト」さんのウエディングドレスの写真を使って、イメージを出し、またさみしかったページを明るくすることもできました。
写真には著作権が発生するので、広告であれば商用利用可であること、写真をいただいたらそのページにリンクを貼らなければならないかどうか、また加工するのであれば加工がOKかどうかなど、様々な点に注意してください。
商品調査 ユーザーの声
ランディングページを作るうえで、自分のイメージだけではよいページが作れないと思います。ユーザー目線に立って、ユーザーにとって何が欲しいか、何が悩みであるのか、どのような商品だったら買おうと思えるのか、というニ-ズや悩みを調査する。
そのうえで、ランディングページ上でその悩みを解決して、ニーズにお応えできる商品であることをより効果的に伝えられると、より購買につなげることができます。
私たちはウエディングペーパーアイテムを売り込むにあたって、ユーザーがどのような(例えばとにかく安いとか)製品だったら買うのか、また購入にあたって迷っていることや悩んでいることを「Yahoo!知恵袋」や「OKWave」などのサービスを使って調べました。
たくさん意見や質問があって、十分ユーザーの声がわかったように思います。
結局何が伝えたいのか?
最終的には本当にこれに尽きます。ランディンページで、ただやみくもに商品のアピールポイントを3つ挙げたり、デザインにこだわっているだけでは本当に伝えたいことが伝わらなかったり、ページ全体の雰囲気がまとまらなかったりします。
ランディングページをつくるにあたって、まず「なにをユーザーに感じ取ってほしいか」を決めておくといいと思います。
私たちは最終的に、このページを見てもらうことで、「この製品を使ってもらうことで、お二人の結婚式の雰囲気がより良いものになりますよ」ということを感じ取ってほしい、ということを常に頭にいれて、ページを作りました。
まとめ
- 商品を売り込むためには綿密な分析が必要!
- なによりも第3者の意見をもらう・調べること。
- 最終的に伝えたいことを見失わないこと。
(執筆/編集:沖本夏子)