セッション変数を利用すると、複数のページ間で変数を保持することができます。
PHPの場合は、session_start関数を一度コールした後、$_SESSIONという配列に値を代入することで、
セッション変数として扱われます。
[php]
$_SESSION[‘test’] = ‘value’;
[/php]
値を削除する場合は、通常の配列と同様にunsetを行います。
[php]
unset($_SESSION[‘test’]);
[/php]
比較的よく利用されるケースとしては、ログイン状態の保持や、入力フォームの値の保持などがあります。
また、入力フォームから送信された値が正規の手段によって送信されたものかどうかをチェックする場合にも
使用します。WEBアプリケーションを作成する上ではほぼ必須といってもいいほど重要な機能です。
なお、セッション変数はあくまで一時的なものなので、ブラウザを閉じたり、一定時間操作を行わなければ
自動的に破棄されます。ブラウザを閉じても変数を保持させたい場合は、クッキーを使用する必要があります。