前回商品項目追加の具体的な方法についてお話させて頂きました。
しかし、CSVアップロード(商品登録CSV)とCSVダウンロードについては文章量の関係(ということにしておいてください)で割愛させて頂きましたので、今日はこれらの対応方法をご説明させて頂きます。
○CSVダウンロード
まずは簡単なCSVダウンロードへの対応から。
dtb_csvテーブルに追加する項目を挿入するだけです。
簡単ですね。
と、これだけでは分からない方もいらっしゃると思いますので前回の例に沿って具体的にご説明します。
no:空白で大丈夫です(※2.11系の場合は登録されているデータの最大値を捜して、それに+1した数字を入れてください)
csv_id:1(1番が商品に関する項目を表します)
col:release_date(追加する項目名です。dtb_productsに登録した名前と一緒にしてください)
disp_name:発売日(表示用の文言です。どんな内容でも大丈夫です。)
rank:任意の数字(表示順を制御する数字です。あとから管理画面で順番を変更するのが良いでしょう)
status:1
create_date:NOW()
update_date:NOW()
(2.11系では以下の項目も必要ですが、まだ確認がとれていないので割愛します)
rw_flg
mb_convert_kana_option
size_const_type
error_check_types
これらはバリデーションや変数型を定義するものだと思います。
他の項目を見ながら同じようにコピーしていけばいいと思います。
例えば、数字を扱う場合
mb_convert_kana_option:n
size_const_type:INT_LEN
error_check_types:NUM_CHECK,MAX_LENGTH_CHECK
といった感じです。
これで、ダウンロード項目に追加されます。
管理画面で確認してみてください。
○CSVアップロード
LC_Page_Admin_Products_UploadCSV_Ex.phpファイルにlfInitParam関数をオーバライドします。
LC_Page_Admin_Products_UploadCSV.phpのlfInitParam関数をそのままコピーしてきて以下の一文を途中に挿入してください。
追加する行は実際のCSVの項目順に応じて変えてください。
たとえば商品コードの後に追加する場合は
$this->objFormParam->addParam(“商品コード”, “product_code”, STEXT_LEN, “KVa”, array(“SPTAB_CHECK”,”MAX_LENGTH_CHECK”));
の後に追加してください。CSVダウンロードの順番に揃えるのをおすすめします。
[php]
<pre>function lfInitParam() {
(略)
$this->objFormParam->addParam("発売日", "release_date", STEXT_LEN, "KVa", array("SPTAB_CHECK","MAX_LENGTH_CHECK"));
(略)
}</pre>
[/php]
単純な項目を追加する場合は以上で大丈夫です。
規格に関係する項目を追加したりする場合はもう少し複雑な処理が必要になります。
ちなみに、CSVダウンロードの対応方法は受注情報などでも通用します。
その場合はcsv_idを必要に応じて変更してください。